坂本冬美スペシャル

様々なラブソングのカバー曲を聴いている。

フォーククルセダースの"悲しくてやりきれない"には驚いた。黛じゅん、西田佐知子、ちあきなおみ、オリビアを聞いていたらクールファイブを歌っている。シャンソンまで歌っている。

カバー曲を歌わせたら島津亜矢を思い浮かべるがどこか違う。聴かせる歌を歌う、確かにうまいがどこか違う。彼女の場合はすごく力が入っている気がする。坂本冬美の場合は力が感じられず、まるで自分の持ち歌のように自然な感じする。カバー曲に打って出るのでなく、「女優が役者を演ずるように、自分に取り込んで、自分流に演じ表現するのは、すごく楽しい。」いろんなカバー曲を聴きたくなってきた。

余談だが、伊東ゆかりの「もう一度」を歌ってほしい。

番組最後の一曲が「傷心」という曲だったが、いい曲だ。ヒットして紅白で歌ってほしいくらいだ。この歌詞にこの曲、島津亜矢には無理だろう。テレサテンには過激すぎるし、中森明菜は幼すぎる。丘みどりも若い。山口百恵ならいいかもしれない。

坂本冬美という歌手が好きになった。