老人性紫斑

父の両腕には内出血によるものか紫斑が目立っており、本人も「年を取るとこんなもんができて消えない」と半ば諦めていた。

打撲か何かで簡単に内出血するのだろう、老人にはよくあることで気にするな、と慰めていたが、今朝「シミが消えたし、薄くなった」と喜んでいる。見れば右腕にあった紫斑がなくなっている、薄くなっている。手の甲の紫斑も薄くなっている。ここ半年、1年で目立ってきたものが消えてきた。よくあることなのかどうかはわからないが、いずれにせよ精神的に好影響を及ぼしている。

思うに、自宅という環境、リラックスできるという精神的なものを除けば、介護施設にいるときとどこが違うかといえば、食事でないかと思う。カロリー計算など何もしていない。うまいものを食べさせてやろうとしているが、スーパーで買う寿司程度でそんなに贅沢はしていない。家でとれた白菜とキャベツがまだ残っているので鍋料理で野菜をたくさんつかった。またキャベツをコンソメで炊いて豚肉と従兄からもらったイノシシの肉も入れて食べさせた。食欲旺盛で大人一人前はぺろりと平らげる。

自然と消えることがないなら、薬の変わりがないので、食べ物の所為だとおもっている。病院食ででないと思っている。