気力

もう1年以上空いている。気力が.湧いてこない。何をするにもすぐに動かない。遅かれ早かれやるのだが、つい億劫になる。Net Flixのドラマだったりパソコンの麻雀ゲームだったㇼ、行動がいつも遅い。当初目論んでいた予定より1日、2日遅くなり、休みの都合で1週間も遅れてしまうこともよくある。同じするなら誘惑に負けずにすぐやればいいのに、いつも思う。

3年前に母が亡くなり、今年7月に父が亡くなった。二人とも病院、施設で亡くなった。当日姉も私も、母と父に逢っておりその瞬間には二人とも逢ってない。それまで充分に世話をしてきたからと自分を慰めているが、やはり悔いが残る。もっとできたはず、死に目にも会えたはずと…

父はずっと施設におり2か月余りで家に帰ってくる。そして半月すれば施設に送っていく。コロナが明けたのでいつでも会えた。ベッドはそのままで、まだ何も整理できていない。歩行用の手すりも付けたままでいつでも帰ってこれる体制にしてある。.今も施設にいるという感じで、いつ帰ってきてもいい。帰ってくるまでは一人で、今も一人帰ってくるのを待てるみたいで、寂しさが湧いてこない。

それで.も今月には百か日の法事を段取りしている。銀行預金の相続は済ませた、固定資産の相続登記も司法書士に頼んだ。百か日が終われば喪中の葉書の段取りか。それで少しは落ち着くか。でも二人の服や私物の整理は全くと言っていいほど.できてない。母は多趣味で、父は服でも道具でも物持ちが良すぎて、何せ多すぎる。妻や子供たちが.帰ってきてもいいように整理と修理、修繕に一体どれくらいかかるか。実家の整理と自宅の整理、1年では到底無理だろう。ボチボチやるよ。

今はやっと夏野菜が終わり秋野菜に取り掛かっている。これも両親が荒れ地を借り受け、開墾した畑が100アールほどあるから。畑の収穫と世話、衣類、家具の整理、同居用の改装と改築、したいこと、しなければならないこと、いっぱいある。

ボチボチやるよ。いつもつくづく思う。男兄弟が欲しかった。

息子たちは親元を離れている。親が亡くなり、次の生き甲斐が孫なのに、孫がいない。子供たちに手本を見せられなかったと悔やまれる。

わが人生、理想とは程遠い、気力がなかなか湧いてこない。